2021-04-23 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
原子力発電所について策定されている基準地震動、今先生御指摘の点ですけれども、これは硬質地盤、硬い地盤のところに定めている、いわゆる解放基盤表面というところで、非常に硬い地盤のところで定めている数値でございます。
原子力発電所について策定されている基準地震動、今先生御指摘の点ですけれども、これは硬質地盤、硬い地盤のところに定めている、いわゆる解放基盤表面というところで、非常に硬い地盤のところで定めている数値でございます。
原子炉施設の審査において策定をしております基準地震動は、硬質地盤である解放基盤表面における地震動であります。一方、一般住宅における地震動は、それよりも軟らかい表層地盤の揺れの大きさを示すものであります。したがいまして、それぞれの定義が異なることから、両者は比較できるものではありません。
一方、原子炉施設の敷地に大きな影響を与えると予想される地震動として策定する、いわゆる基準地震動というものは硬質地盤である解放基盤表面といったものにおける地震動を表しています。これは、両者は違うものですので、比較できないものであります。 何かを揺らしているときに、軟らかいものの上にあるものの加速度と底で揺すっているところの加速度というのは非常に大きく異なります。
これを見ますと、上下動の加速度、これは実際に観測された加速度記録を調べてみると、上下動・水平動最大加速度比は硬質地盤では二分の一から一・〇程度、場合によっては一・〇を超す場合もあるというんです。 岡田さんが大体三分の一だと。ほかの設計者は大体縦揺れは考えないと言っているんですよ。ところが、梅村さんは実際には二分の一から一、一を超す場合もあると。